9月から各学部で修学旅行や宿泊学習、そして現場実習が行われています。新型コロナウィルスの感染もある中ですが、何とか学習活動を止めることなくできています。
9月27日に高等部現場実習の巡回指導に同行しました。3年生の働きぶりを見てきました。今回の実習は卒業後の進路決定に重要な意味を持ちます。生徒たちもそれぞれ思いを持って挑んでいます。現場で生徒や受け入れ企業の皆様に話を聞いた時のコメントです。
生徒のコメント
「学校と同じくらい楽しい。」
「(この現場は)10月の間は忙しい。」(もはや従業員になりきっている。)
「仕事で覚えることがたくさんあり(やりがいがあり)ます。」(役に立てることを実感している)
受け入れ企業からのコメント
「素直で好感が持てます。」「(はじめ不安のあった)立ち仕事に慣れたようです。」
「初めての受け入れですが働きぶりを見て安心しました。」
障がい者雇用を検討してもらうには、生徒の働きぶりを見てもらうのが一番です。
生徒と企業が、安心して卒業後の受け入れについて検討ができる、現場実習は大変重要です。
本校の生徒達が社会の中で認められ、受け入れられていることを実感できる訪問となりました。
令和4年10月5日
山形県立米沢養護学校
校 長 山吉 泰