ついこの前「明けましておめでとう」と挨拶をしたばかりのような気がしますが、あっという間に2月も終盤を迎え、今週の金曜日はもう3月です。校舎の周りの雪も大分解けて、長靴で登校する児童生徒や教職員の数も大幅に減ってきた感じがします。 そんな中、本日は今年度最後、いやおそらく平成最後の「わいわい広場」が行われました。先週の集会を欠席した新児童生徒会の役員に任命証が渡された後に、学部ごとに休み時間や体力づくりの時間に練習していたダンスの発表が行われました。
小学部と高等部がDA PUMPの「USA」、中学部が関ジャニ∞の「ズッコケ男道」をそれぞれ踊りましたが、どれも素晴らしいというか、子どもたちが本当に楽しそうに踊りを披露していました。ダンスにはそれぞれ得意不得意があるのは当然ですが、普段とは異なりこういった場で個性を発揮できる子が出てくるのを見るのも嬉しくなります。高等部のダンスに自然と小学部の子が飛び入りしたり、最後は全校生みんなで踊ったりと、我々だけで鑑賞するのはとても惜しい集会でした。ぜひ、今後何らかの機会に皆さんにも見ていただければ良いなあと感じました。
また、本日は高等部の合格者発表がありました。2月15日の入学者選考を受検した中学部・中学校の3年生がドキドキしながら発表を見に来ていました。今回は、本校では17名が合格、西置賜校では9名が合格しました。地域的というか規模的に本校の方が多いのは当然なのですが、本校では昨年度20名が合格していますので3名の減で、西置賜校では昨年度は2名だけでしたので7名の増と、本校は減少し、西置賜校は増加傾向にあることが分かります。
毎年の入学者の人数に関しては、その年その年で多少の変動はあると思いますが、全体としては今回程度の人数が今後推移するのではと予測されます。置賜に就労コースの設置が検討されていますが、就労コースがあろうとなかろうとしっかりと個に応じた支援・指導を行い、卒業後の就労につなげていきたいと考えています。今後ともご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
平成31年2月25日
山形県立米沢養護学校
校 長 大 原 良 紀