今日から11月です。11月は山形県は「教育月間」であり、11月の第2土曜日(今年度は11月12日)を毎年「やまがた教育の日」に指定しているので、教育関係の行事が目白押しです。
本校でも4日(金)と11日(金)は「公開研究発表会」として、日頃の学習の成果を他校の先生方に公開すると共に、大学の先生による講演をお聞きして、最近の特別支援教育の方向性について教職員が学ぶ機会となっています。研究会には県内の小中学校、高等学校、特別支援学校の先生方だけでなく、北は岩手県、南は岐阜県からお出でになりますので、本校の教育も全国的に注目を浴びているのだと感じます。ぜひ皆さんも参観いただき、子どもたちの成長を確認いただければと思います。
注目を浴びていると言えば、10月の27日(木)~28日(金)に「全日本特別支援教育研究連盟全国大会青森大会」に参加するために、青森県に行って参りました。私が聾学校に勤務していた時(今から10年以上前)に青森県弘前市に2度ほど行った経験がありますが、とっても遠くて電車に乗っても乗ってもたどり着かなかったことを覚えています。それが、青森新幹線や北海道新幹線が開通してからは何と仙台から新青森まで1時間半です。正にあっという間でした。ちょっと寝過ごしたら北海道まで行ってしまうところでした。それはさておき、「交流及び共同学習」の分科会で、米沢養護学校長井校の実践に関して紹介してきました。参加者の方々からは「良い交流ですね」「羨ましいです」などという言葉を数多くいただきました。長井校の実践は、全国的にも先進的な取組みであると実感しました。
11月が教育月間と言われますが、今振り返ると10月にも多数の教育イベントが開催されました。
土曜日にも関わらず本校の児童生徒が進んで参加し、様々な活動を行った「ポプラ祭り(10/30)」、障がいがありながらも仕事に役立つ自己の技能・技術を披露する「アビリンピック山形大会(10/29)」では、本校生徒は参加しませんでしたが、販売ブースを出しました。また、宍戸PTA会長や松本副会長を始めお忙しい中多くの方々に集まっていただいた「県特別支援学校PTA連合研修大会(10/26)」は、今年度は県立鶴岡養護学校で行われましたし、来年度「米沢養護学校西置賜校」が開校する「県立長井工業高等学校の学園祭(10/22)」にもブースを出したりと、後ろから遡っても数多くのイベントが思い出されます。
こちらは余談でありますが、10月は本校の職員5組が結婚式を挙げました。一月に一つの学校で5人も結婚式を挙げるのはギネスブックに申請しようかと考えているくらいであります。
11月18日(金)~19日(土)はいよいよ秋のメインイベントの「よねようまつり」が開催されます。今まで一生懸命制作した製品を販売するバザーや、主体的に自分から自分で練習したダンスの発表など、こちらも盛り沢山です。特に土曜日のバザーは例年多くのお客様が来校し、駐車場のキャパを超えてしまいますので、ぜひ乗り合わせで来校されるか、この機会に「米坂線」をご利用いただければ幸いです。お待ちしています。
平成28年11月1日
県立米沢養護学校
校 長 大 原 良 紀