-児童生徒を真ん中に置いた教育-
山形県立米沢養護学校
学校の写真
 

住所

本 校
〒992-0035
山形県米沢市太田町4丁目1番102号
TEL  0238-38-6100(事務室)
         0238-38-6101(職員室)
         0238-38-6102(寄宿舎)
FAX  0238-38-3891
E-mail:yyoneyo@pref-yamagata.ed.jp


分教室 (山形県立やまなみ学園内)
〒993-0033
山形県長井市今泉1812番地
TEL・FAX 0238-88-9118


長井校 (長井市豊田小学校内)
〒993-0034
山形県長井市歌丸976番地
TEL 0238-88-5277
FAX 0238-88-5280


西置賜校 (県立長井工業高等学校内)
〒993-0051
山形県長井市幸町9番17号
TEL 0238-84-5520
FAX 0238-84-5521
 

日誌

校長室だより
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2021/02/08

校長室だより R2 第8号

| by 部員
 早いものでついこの間新年を迎えたばかりと思っていたら、もう既に一か月が経ってしまいました。昨年は、いまだかつてない暖かい冬となりましたが、今年の冬は積雪も多く、いつも通りの冬が戻ってきたような気がします。

「ほら、お尻でも滑っちゃうよ~!」

 おかげで、小学部の子どもたちは、毎日のように外で雪遊びをすることができ、昨年とは打って変わってたっぷりの雪に覆われた築山では、そりやチューブ、あるいはお尻で、元気に斜面を滑り降りて楽しみました。

築山のてっぺんから滑り降りる小学部の児童

 中学部の子どもたちは、小野川スキー場に出かけて行って、スキー・そり教室を二回実施することができました。一回目は、あいにく吹雪に見舞われましたが、さすがは置賜の子どもたち、悪天候をものともせず雪山でのスキーやそり滑りを楽しみました。学校に戻ってからは、みんな元気に「楽しかった!」と報告してくれました。二回目は打って変わって大変よい天気に恵まれ、同じ冬山のまた別の表情も体験することができました。

貸し切りの小野川スキー場で、伸び伸びとシュプールを描く中学部生徒

生徒それぞれの楽しみ方でスキー・そり教室を満喫!

レストランでの昼食も美味しかった!


 高等部の子どもたちは、学校の周りの除雪作業に取り組みました。湿って水を含んだ雪は結構重いのですが、力を込めて雪を掻き、学校の周りをきれいに除雪してくれました。高等部の皆さん、どうもありがとうございました。そのがんばる姿を、小学部や中学部の子どもたちはしっかり見ています。きっと将来は、先輩たちの姿を手本として進んで働いてくれることと思います。

投げ方を教わって、慎重に狙いを定める小学部児童


 一方、長井校では、山形県障がい者スポーツ協会から講師を招いて、パラスポーツの出前授業を行いました。今回は、フライングディスクのディスゲッターという的当て競技を教えていただき、子どもたちは楽しく活動することができました。ルールを工夫し、子どもたちの投てき力に応じて的までの距離を変え、どの子も楽しめるようにしていただきました。おかげで、みんな、「またしたい。」と話していました。講師の皆様、どうもありがとうございました。

個々の能力に合わせた距離からディスクを投げて的を射抜くぞ!


 話は変わりますが、私が西置賜校で1日勤務した122日は「凍雨」という気象現象が起こったらしく、道路がツルツルでスケートリンク状態でした。歩いて登校する子どもたちは、滑って転ばないよう慎重に歩くのに難儀したようで、昇降口で出迎えると、みんな口をそろえて「怖かった!」と話していました。幸いだれも転んだ子はなかったようです。

 冬期間は、登下校時の送迎で、保護者の皆様や送迎サービスの皆様から大変なご苦労をいただいているところです。心より感謝申し上げます。自力通学の子どもたちは、冬期間は、交通安全に気を付けながら雪道を歩いて登下校していますが、このような日は、より一層気を付けて歩くよう指導したところです。

  令和3年2月8日

                                              山形県立米沢養護学校 

                校 長   飯 野  明

 


11:28
2020/12/11

校長室だより R2 第7号

| by 部員

  今年の「よねようまつり」は、新型コロナウィルス対策のため、例年どおりたくさんのお客様にお出でいただいての大きな催しは実施することができませんでした。今年は、感染対策を徹底し、ご来校いただくお客様は児童生徒の保護者のみとさせていただき、検温を含め健康観察を十分にしていただいて各家庭2名までと人数制限を設けさせていただきました。内容も、小学部の学習発表と中・高等部の作業製品の販売会のみとし、参観いただく際にも、3密を回避するよう時間帯を分けてご覧いただきました。

 併せて、「よねようまつり」開催日の前日までの一週間を「よねようまつりWeek」と命名し、この期間にも、プチ発表会とプチ販売会を行って、児童生徒が他学部の発表や販売を参観し、互いの取り組みを見合って学校全体の催しとして意識付けを図りました。

 けがの功名というのでしょうか、内容を精選するとともに「よねようまつりWeekを設定したおかげで、児童生徒は、例年よりもゆとりをもって他学部の発表や販売を見に行くことができ、他学部の活動の様子をよく知ることができたようでした。

小学部56年生は「にこにこボウリング」で高等部のお姉さんたちと交流


 小学部の学習発表は、劇や踊り、ボウリングゲームとバラエティに富んでいて、どの発表でも、児童が大変張り切って取り組む姿が見られました。「よねようまつりWeek」での発表も含めると、どの学年もこの一週間の間に2~3回発表することになりましたが、発表を終えた児童の顔はとても満足げでした。

感染対策をしっかり行っての高等部作業製品の販売

 中・高等部の作業製品の販売では、いずれも作業学習で生徒が製作した自慢の製品が並びました。今年は、お客様が少ないせいで売れ行きは今ひとつのようでしたが、それでも、生徒は積極的に声を出して販売活動を行い、一つでも多く販売しようとがんばりました。また、当日は、家庭訪問教育の生徒や分教室の生徒も、それぞれが授業で作ったマスクケースやアクリルたわしなどの販売を行いました。

中学部は紙を漉いて作ったカレンダーやメモ帳などを販売


 最後に、企画・運営に携わった「おまつり委員」の代表が、校内放送で感想を発表し、今年の「よねようまつり」を締めくくりました。

「あやめ珈琲」を販売する西置賜校の生徒

 同じ日に、西置賜校でも、作業製品の販売会を行いました。こちらも新型コロナウィルス対策のため、例年のように道の駅など外部の施設等で行うのではなく、学校の生徒昇降口の奥にあるスペースを活用して屋内で行いました。ご来校いただくお客様は保護者の方のみに制限させていただき、3密を避けるために時間帯も指定させていただきましたが、切れ目なくお客様がお越しくださり、西置賜校自慢の「あやめ珈琲」や縫製班が作製したマスクなどを多数ご購入していただきました。
保護者の皆様から多数ご来場いただきました


 お陰様で、コロナ渦で何かと制限のある中ではありますが、生徒たちにとって、有意義で達成感・満足感が得られる学習となりました。

 ご多用のところ当日会場まで足を運んでくださった皆様、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。来年は、新型コロナウィルス感染症が終息し、いつもどおりに盛大に「よねようまつり」や「バザー」ができることを祈っております。

 

     令和2年12月11日

                                         山形県立米沢養護学校 

                                 校 長   飯 野  明
13:44
2020/10/26

校長室だより R2 第6号

| by 部員
  本校、西置賜校ともに、後期の「産業現場等における実習」(以下現場実習と表記)が始まりました。今年は、新型コロナウィルス感染症の影響で、前期の現場実習を実施することができなかったのですが、後期については、何とか実施できる運びとなりました。


<西置賜校>

929日には、障がい者雇用枠を活用して企業等への就労を目指す3名の西置賜校生徒の実習先を訪問しました。はじめに、長井市時庭の富士工業株式会社(トップパーツ山形)を訪問しました。ここでは、高等部2年の男子生徒が、機械の部品を洗浄する作業をしていました。工場内には工作機械の大きな音が鳴り響いていましたが、その中でも、作業にしっかり集中して取り組むことができていました。

機械部品の洗浄を行う男子生徒(中央奥)

  次に、長井市中伊佐沢の株式会社テヅカを訪問しました。園児服や学生服を中心とした縫製製品を作っているこの会社では、高等部3年の女子生徒が、ミシンを使った縫製作業に取り組んでいました。この女子生徒は、昨年度もこの会社で実習していて、職場環境にも作業にも随分慣れてきた様子でした。

布地にアイロンがけを行う女子生徒(手前)

 
 最後に、道の駅川のみなと長井を訪問しました。ここでは、高等部2年の男子生徒が、お店に出す野菜の下処理に取り組んでいました。バックヤードで一人黙々と作業に打ち込む姿に頼もしさを感じました。

 

<本校>

 本校においても、同様に企業等への就労を目指す2名の生徒の実習先を訪問しました。

荷物の仕分けを行う男子生徒

  98日には、高等部3年の男子生徒が実習している佐川急便米沢営業所を訪問しました。訪問した際には、ベルトコンベアにのって流れてくる荷物の中から、自分が仕分け担当となった配送地域の荷札が付いた荷物を探し出して、ベルトコンベアから降ろす作業をしていました。結構なスピードで流れる荷物のタグを見て、担当地域のものかどうかを判別することができていて、よく頑張っているなと感心しました。

お客が帰った後、コーヒーカップ等を下げる男子生徒

 また、106日には、本校高等部2年の男子生徒が実習しているコメダ珈琲米沢徳町店を訪問しました。バックヤードから仕事ぶりを覗かせてもらいましたが、ホールリーダーの方の指示を聞いててきぱきと作業し、お客様が来店した際には、「いらっしゃいませ。」と声を出すこともできているようでした。

 障がい者雇用枠を活用して企業就労を目指す生徒だけでなく、他の生徒たちも、自分の適性や希望する進路先に合わせて、同様の時期に、企業や事業所等での現場実習を行っています。現場実習は、卒業後の生活につながる大切な学習です。企業・事業所等で実際に働くことを体験し、自分の適性を見極めるとともに、働くために必要な知識・技能を習得していきます。慣れない環境でまとまった期間生活することによって、様々な課題や可能性が浮き彫りになってきます。それぞれ有意義な実習ができることを期待しています。

 

 

   令和2年10月26日

                                            山形県立米沢養護学校 

                                 校 長   飯 野  明


14:02
2020/07/31

校長室だより R2 第5号

| by 部員

 7月31日、今日も朝から雨が降っています。7月28日の未だかつてない豪雨は、本県各地に甚大な被害を及ぼしました。この豪雨は、置賜地区にも大きな爪痕を残し、そのために、翌日29日は登校できない児童生徒も何名かいました。報道によりますと、特に被害のひどかった大石田町や大蔵村などでは、水は引いたものの断水や停電が続いているところがあり、なかなか復旧が進まない状況のようです。

 こんな中ではありますが、本日は、分教室と訪問教育を含む本校と長井校が一学期終業式を迎えました。(西置賜校は8月3日に一学期終業式を行います。)

 今年度は、4月になってからも、新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐために、なかなか学校を開始することができませんでした。ですから、児童生徒の中には、やっと新しい先生や勉強に慣れてきたところで、「もう夏休みなの?」という子どももいたようです。

 でも、東京などでは、どんどん新型コロナウィルスの感染者が増えている中で、学校が再開してからの2か月半を無事に過ごし、こうして一学期を終えることができたことは、本当に幸せなことであり、ありがたく思います。当たり前のことではありますが、このご時世においては、当たり前のことも当たり前と思わず、今後も、一日一日、教育活動が行えることを感謝しながら指導に当たってまいりたいと思います。

 一学期間、様々ご支援・ご協力いただいた保護者の皆様、児童生徒がお世話になっている放課後等デイサービス等の皆様、その他の関係機関の皆様に心より感謝申し上げます。

「気持ちいい~!」中庭で元気に水遊びをする児童(小学部)


 さて、この一学期間、児童生徒は、毎日マスクをして、手洗いをしっかりして、そして3つの密にならないように注意して学習することができました。大変よく頑張ったと思います。

 児童生徒たちは、プールでの学習の代わりに中庭での水遊びに取り組んだり、美術館に出かける代わりに他学部の美術教師に教えてもらって作品を作って作品展を行ったり、コーヒーのドリップバッグ製造の代わりにラベルの製作や校舎内の清掃活動に取り組んだりと、限られた時間を有効に使い、活動内容や使用できる施設・設備が制限される中でも工夫を凝らして、しっかりと学習に取り組んできました。

自分が描いた絵について説明する生徒(中学部)

 これからもしばらくの間は、このような生活が続くのではないかと思います。夏休み中も、新型コロナウィルスに罹らないように気をつけて健康に過ごし、早寝、早起き、朝ごはんを心がけて、ぜひ有意義な夏休みにしてもらいたいと思います。

  令和2年7月31日  
               山形県立米沢養護学校 
                 校 長   飯 野  明





10:17
2020/07/22

校長室だより R2 第4号

| by 部員

 6月30日(火)は、本校の創立45周年記念式がありました。今年は、ほかの行事と同じようにお客様をお呼びすることはできず、児童生徒も一か所に集まらず、校内放送を使って式を執り行いました。




 児童生徒は、校内放送を使った分散集会に慣れてきたようで、各学級教室で静かに放送に耳を傾けていました。式では、私が式辞を述べた後、児童生徒代表として児童生徒会副会長の阿部結美さんがお祝いの言葉を発表しました。阿部さんは、放送で話をするのは初めてだったそうですが、多少緊張しながらも、落ち着いてスラスラと最後まで発表することができて大変立派でした。

 学校の創立45周年を祝う式が、このような形になってしまって残念でしたが、いろんな意味でいつまでも記憶に残りそうな記念式となりました

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当日の式辞


 学校が再開して、ようやく一か月が経とうとしています。今日、こうして皆さんと学校の誕生日をお祝いできることを心からうれしく思います。
 さて、皆さんの学校、米沢養護学校は、何歳になったかわかりますか?

 今年で45歳になりました。皆さんのお父さんやお母さんと同じくらいの年でしょうか。米沢養護学校は、これだけ長い間、この広い置賜地区でただ一つの養護学校として、たくさんの先輩たちを社会に送り出してきました。
 現場実習の時に実習先を回ると、ほとんどの実習先に米沢養護学校の先輩たちがいらっしゃって、そして、立派に仕事をなさっていて、とても頼もしく思いました。そして、わたしたちの米沢養護学校の卒業生として大変誇らしく思いました。

 米沢養護学校ができたのは、昭和50年でした。この時は、小学部と中学部のみの学校でした。高等部ができたのは、それから約20年後の平成7年でした。

 それからまた約20年が経って、平成26年に長井校が、平成29年には西置賜校が開校し、2つの分校がある学校となりました。

そして、開校後45年経った今年は、全ての教室と特別教室にエアコンが設置されて、使えるようになりました。

 これまで、様々な進化を遂げてきた米沢養護学校ですが、時代の変化に合わせて、これからもどんどん変わっていかなければなりません。皆さんの大切な学校であるこの米沢養護学校を、皆さんの力で、もっともっとよい学校に変えていきましょう。

 

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 令和2年7月22日

                                           山形県立米沢養護学校 

                 校 長   飯 野  明

 

 




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