-児童生徒を真ん中に置いた教育-
山形県立米沢養護学校
学校の写真
 

住所

本 校
〒992-0035
山形県米沢市太田町4丁目1番102号
TEL  0238-38-6100(事務室)
         0238-38-6101(職員室)
         0238-38-6102(寄宿舎)
FAX  0238-38-3891
E-mail:yyoneyo@pref-yamagata.ed.jp


分教室 (山形県立やまなみ学園内)
〒993-0033
山形県長井市今泉1812番地
TEL・FAX 0238-88-9118


長井校 (長井市豊田小学校内)
〒993-0034
山形県長井市歌丸976番地
TEL 0238-88-5277
FAX 0238-88-5280


西置賜校 (県立長井工業高等学校内)
〒993-0051
山形県長井市幸町9番17号
TEL 0238-84-5520
FAX 0238-84-5521
 

日誌

校長室だより
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2021/09/30

校長室だより R3 第3号

| by 部員

   夏休みが終わり、2学期がスタートしました。2学期が始まるのとほぼ同時に、本県独自の「新型コロナウィルス感染拡大防止特別集中期間」が始まり、915日まで続きました。このことを受けて、本校では分教室・分校も含めて、教育活動に様々な影響がありました。

 特に、間近に控えていた修学旅行は、延期や期間の縮小、行先の変更等、様々な変更を余儀なくされました。宿泊学習については、泊を取りやめ、代替えとして日帰りの校外学習を行うことに変更しました。大変残念ではありますが、児童生徒とそのご家族、教職員の健康と安全を考えますと、やむを得ない対応であったと思います。

 

   さて、9月初旬は、例年になく涼しい日が続きましたが、中旬以降は日差しが戻ってきて児童生徒も、青空の下で元気いっぱい活動することができました。

   長井校小学部では、教頭先生の指導の下、校門そばの水路に出かけて、網でザリガニやカエルを採るのがブームになっています。晴天のある日の昼下がりに、私も同行しました。

   児童たちは、どの辺りに生き物が潜んでいるのかが分かっていて、網を水中に突っ込んですくい上げ、何とか大きなザリガニを捕獲することに成功しました。他にも、トノサマガエルを数匹捕まえてとても満足気でした。まだ生き物のつかみ方に慣れていなくて、多少乱暴に扱ってしまうことがありますが、実際に生き物と触れ合う中で、徐々に扱いにも慣れ、生き物を大切に扱うことを覚えていくことと思います。




  

           水路でザリガニ採りをする長井校の児童


   また、9月下旬からは、本校高等部3学年の「産業現場等における実習」が始まりました。幸いにも数日前に「感染拡大防止特別集中期間」が明けたため、いずれの受け入れ先でも予定どおり受け入れていただくことができました。今回の実習は、3年生にとっては、自分の進路先を確定するための大事な実習であり、どの生徒も、決意と意欲をもって今回の実習に臨みました。

 

 私が訪問した米沢市内にある企業では、男子生徒が、ビーフシチューのレトルトパックの箱詰めをしていました。箱を組み立て、向きに注意しながらレトルトパックをそこに入れ、箱の蓋を閉じて、いくつか個数がたまったら大きな段ボールの箱に並べて入れるという作業を立ちっぱなしでやっていました。大変手際が良く作業も丁寧に行っていて、前日からこの作業を始めて、今日までで700パックの箱詰めを終えたとのことで、担当の方から大変ほめていただきました。この実習先は、この男子生徒にとって、とても自分に合っていて働きやすい職場のようで、やらせていただいている仕事も本人に合っているようでした。


実習先で箱詰め作業を行う本校高等部の生徒


   実習とは違って長く働く仕事となれば、作業に対応できるか否かだけでなく、健康管理や同僚とのコミュニケーションなどもよりよくしていかなければなりません。興味関心や作業に係る適正のほかに、そういった課題についてもしっかり取り組んでよく検討した上で、今後、進路先を確定していくことになります。高等部3年生の皆さん、進路先の確定に向けて頑張っていきましょう。なお、西置賜校高等部3学年については、104日から実習が始まります。

 

     令和3年930

                               山形県立米沢養護学校 

                                 校 長   飯 野  明


18:12
2021/07/07

校長室だより R3 第2号

| by 部員

 6月は、高等部生徒にとって大変大事な学習である「産業現場での実習」がありました。実習開始の2週間ほど前に、置賜地区において連日感染者が発生し、地区内で感染者が増加傾向となりました。学校では、予定していた説明会を急遽取りやめて、説明を個別面談の形で行い、実習先との打ち合わせも教員のみで行うようにして何とか準備を調えました。

 結果として、新型コロナに関わる事情から、この度の実習を見送らざるを得なかったり、途中で実習を中止したりせざるを得ない生徒もいましたが、多くの生徒は予定どおり実習を行うことができて、校内での学習では学ぶことができない大事なことを、それぞれ学ぶことができたようでした。

                         段ボール箱の解体作業を行う生徒

    私は、今回は2つの企業を訪問し、生徒の実習の状況を視察してきました。

 一つ目は、サクサテクノ株式会社第三工場です。こちらでは、高等部3年生徒1名がお世話になり、訪問した際は、治具を使ってプラスチック部品のバリ取りをしていました。担当の方からは、大変呑み込みが早く、作業も正確で、戦力になっているとほめていただきました。他の社員の方々とも自然にコミュニケーションをとっているようで、昼食も食堂で食べていることをお聞きしました。

 二つ目は、株式会社マキテック米沢工場です。こちらでも、高等部3年生徒1名がお世話になり、訪問した際は、広い工場内のコンクリートの床のペンキ塗りをしていました。長い時間をかけて塗り残しなく隅から隅まで塗らなければならない大変な作業でしたが、疲れた顔も見せず、黙々と丁寧に作業を続けていました。担当の方からは、大変まじめな仕事ぶりで、工場としても助かっていることと、この生徒にはこのような作業が合うようだと評価していただきました。

         工場の床のペンキ塗り作業を行う生徒

 いずれにおいても、生徒が大変よく頑張って働いていたことと、学校とは違う「働く顔」になっていたことが印象に残りました。

 また、高等部1年生や事情により外部での実習ができなかった2・3年生は、「校内実習」を行いました。その中で、高等部1年生は、外部から講師を招いて、窓の磨き方や床掃除の仕方を教えていただき、実際に校内の窓や廊下の床を清掃する作業などに取り組みました。窓磨きでは、基本的な道具の使い方を学んだほか、どの作業工程でどの道具を使ったらよいかなど、実践的な指導を受けることができ、生徒たちは、教わったことをすぐに実践で生かすことができました。床掃除では、床掃除の仕方や作業の手順などを中心に学び、生徒たちは、効率よくかつ拭き残しがないよう丁寧に掃除を進めていました。このほか、校内実習では、お客様用のいすのさび落としや企業から外注していただいた作業にも取り組みました。

 高等部の生徒にとっては、6月は、他の月よりも特に働くことを学ぶ一か月になりました。今後の学習や生活においても、ぜひこの度の実習の成果を生かし、自分が希望する進路の実現に向けて頑張っていきましょう。

 

     令和3年7月7日

                                              山形県立米沢養護学校 

                                校 長   飯 野  明


18:10
2021/05/14

校長室だより R3 第1号

| by 部員
    
本校高等部入学式(R3.4.9

 若葉が美しく薫風さわやかな季節となりましたが、今年も、昨年に引き続きコロナ禍のゴールデンウィークとなりました。全国的に感染者が増大し、東京や大阪などの4都府県を対象に出されていた緊急事態宣言は今月31日まで延長され、新たに2県が対象地域に加えられました。本県においてもクラスターが発生するなど大変な状況が続いています。

 私は、本校3年目となりました校長の飯野 明 でございます。今年度も、精一杯努めてまいりますので、本校の教育についてご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。

 今年度は、本校においても分校においても、様々制限はありましたが、予定どおり入学式を済ませ、無事新入生を迎えて新年度をスタートすることができました。

 中でも、長井校では、小学部に7名の新入生を迎えたため、小学部1年生が2学級となりました。このため、どうやりくりしても教室が足りなくなってしまい、長井市と豊田小学校から特段のご配慮をいただいて、新たに3階の1教室をお借りし、そちらに中学部の教室を設けることになりました。小学部に新入生が大勢入ったことから、長井校は、大変賑やかになりました。中学部についても、教室が3階に移ったことが、生徒にとっては、とても新鮮で刺激的な出来事だったようで、学習に、より一層積極的に取り組む様子が見られています。

  

校門前の用水路で元気に魚採りに興じる小学部一年生たち



3階に設けた教室で作業学習に取り組む中学部生徒た


 また、今年度は、感染症対策を徹底し3密を避けた上で、PTA総会を開催しました。昨年度は紙面開催となりましたが、今年度は、PTA役員の皆さんから、コロナ禍でもできることを検討してPTA活動を途切れさせないようにしたいという思いをお聞きし、また、今年度は、本校が県特別支援学校PTA連合会研修大会を主管する登板になっていることもあって、ぜひ顔を合わせての総会を開催したいという思いがありました。平日ではありましたが、40名程度の方が集まってくださり、体育館での全体会と分散しての専門部会を行うことができました。

 新型コロナウィルス感染症に関しては、まだまだ予断を許さない状況ですが、現在は、医療従事者へのワクチン接種が進んできており、今後は、高齢者への接種が進んでいくものと思われます。少しずつではありますが、ワクチン接種が進んでいることに期待しつつ、学校においては、これまで同様に「新しい生活様式」によって感染症対策を徹底し、感染者を出さない広げない取組を続けてまいります。


    
令和3年5月14

                                           山形県立米沢養護学校 

                              校 長   飯 野  明


15:50
2021/02/08

校長室だより R2 第8号

| by 部員
 早いものでついこの間新年を迎えたばかりと思っていたら、もう既に一か月が経ってしまいました。昨年は、いまだかつてない暖かい冬となりましたが、今年の冬は積雪も多く、いつも通りの冬が戻ってきたような気がします。

「ほら、お尻でも滑っちゃうよ~!」

 おかげで、小学部の子どもたちは、毎日のように外で雪遊びをすることができ、昨年とは打って変わってたっぷりの雪に覆われた築山では、そりやチューブ、あるいはお尻で、元気に斜面を滑り降りて楽しみました。

築山のてっぺんから滑り降りる小学部の児童

 中学部の子どもたちは、小野川スキー場に出かけて行って、スキー・そり教室を二回実施することができました。一回目は、あいにく吹雪に見舞われましたが、さすがは置賜の子どもたち、悪天候をものともせず雪山でのスキーやそり滑りを楽しみました。学校に戻ってからは、みんな元気に「楽しかった!」と報告してくれました。二回目は打って変わって大変よい天気に恵まれ、同じ冬山のまた別の表情も体験することができました。

貸し切りの小野川スキー場で、伸び伸びとシュプールを描く中学部生徒

生徒それぞれの楽しみ方でスキー・そり教室を満喫!

レストランでの昼食も美味しかった!


 高等部の子どもたちは、学校の周りの除雪作業に取り組みました。湿って水を含んだ雪は結構重いのですが、力を込めて雪を掻き、学校の周りをきれいに除雪してくれました。高等部の皆さん、どうもありがとうございました。そのがんばる姿を、小学部や中学部の子どもたちはしっかり見ています。きっと将来は、先輩たちの姿を手本として進んで働いてくれることと思います。

投げ方を教わって、慎重に狙いを定める小学部児童


 一方、長井校では、山形県障がい者スポーツ協会から講師を招いて、パラスポーツの出前授業を行いました。今回は、フライングディスクのディスゲッターという的当て競技を教えていただき、子どもたちは楽しく活動することができました。ルールを工夫し、子どもたちの投てき力に応じて的までの距離を変え、どの子も楽しめるようにしていただきました。おかげで、みんな、「またしたい。」と話していました。講師の皆様、どうもありがとうございました。

個々の能力に合わせた距離からディスクを投げて的を射抜くぞ!


 話は変わりますが、私が西置賜校で1日勤務した122日は「凍雨」という気象現象が起こったらしく、道路がツルツルでスケートリンク状態でした。歩いて登校する子どもたちは、滑って転ばないよう慎重に歩くのに難儀したようで、昇降口で出迎えると、みんな口をそろえて「怖かった!」と話していました。幸いだれも転んだ子はなかったようです。

 冬期間は、登下校時の送迎で、保護者の皆様や送迎サービスの皆様から大変なご苦労をいただいているところです。心より感謝申し上げます。自力通学の子どもたちは、冬期間は、交通安全に気を付けながら雪道を歩いて登下校していますが、このような日は、より一層気を付けて歩くよう指導したところです。

  令和3年2月8日

                                              山形県立米沢養護学校 

                校 長   飯 野  明

 


11:28
2020/12/11

校長室だより R2 第7号

| by 部員

  今年の「よねようまつり」は、新型コロナウィルス対策のため、例年どおりたくさんのお客様にお出でいただいての大きな催しは実施することができませんでした。今年は、感染対策を徹底し、ご来校いただくお客様は児童生徒の保護者のみとさせていただき、検温を含め健康観察を十分にしていただいて各家庭2名までと人数制限を設けさせていただきました。内容も、小学部の学習発表と中・高等部の作業製品の販売会のみとし、参観いただく際にも、3密を回避するよう時間帯を分けてご覧いただきました。

 併せて、「よねようまつり」開催日の前日までの一週間を「よねようまつりWeek」と命名し、この期間にも、プチ発表会とプチ販売会を行って、児童生徒が他学部の発表や販売を参観し、互いの取り組みを見合って学校全体の催しとして意識付けを図りました。

 けがの功名というのでしょうか、内容を精選するとともに「よねようまつりWeekを設定したおかげで、児童生徒は、例年よりもゆとりをもって他学部の発表や販売を見に行くことができ、他学部の活動の様子をよく知ることができたようでした。

小学部56年生は「にこにこボウリング」で高等部のお姉さんたちと交流


 小学部の学習発表は、劇や踊り、ボウリングゲームとバラエティに富んでいて、どの発表でも、児童が大変張り切って取り組む姿が見られました。「よねようまつりWeek」での発表も含めると、どの学年もこの一週間の間に2~3回発表することになりましたが、発表を終えた児童の顔はとても満足げでした。

感染対策をしっかり行っての高等部作業製品の販売

 中・高等部の作業製品の販売では、いずれも作業学習で生徒が製作した自慢の製品が並びました。今年は、お客様が少ないせいで売れ行きは今ひとつのようでしたが、それでも、生徒は積極的に声を出して販売活動を行い、一つでも多く販売しようとがんばりました。また、当日は、家庭訪問教育の生徒や分教室の生徒も、それぞれが授業で作ったマスクケースやアクリルたわしなどの販売を行いました。

中学部は紙を漉いて作ったカレンダーやメモ帳などを販売


 最後に、企画・運営に携わった「おまつり委員」の代表が、校内放送で感想を発表し、今年の「よねようまつり」を締めくくりました。

「あやめ珈琲」を販売する西置賜校の生徒

 同じ日に、西置賜校でも、作業製品の販売会を行いました。こちらも新型コロナウィルス対策のため、例年のように道の駅など外部の施設等で行うのではなく、学校の生徒昇降口の奥にあるスペースを活用して屋内で行いました。ご来校いただくお客様は保護者の方のみに制限させていただき、3密を避けるために時間帯も指定させていただきましたが、切れ目なくお客様がお越しくださり、西置賜校自慢の「あやめ珈琲」や縫製班が作製したマスクなどを多数ご購入していただきました。
保護者の皆様から多数ご来場いただきました


 お陰様で、コロナ渦で何かと制限のある中ではありますが、生徒たちにとって、有意義で達成感・満足感が得られる学習となりました。

 ご多用のところ当日会場まで足を運んでくださった皆様、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。来年は、新型コロナウィルス感染症が終息し、いつもどおりに盛大に「よねようまつり」や「バザー」ができることを祈っております。

 

     令和2年12月11日

                                         山形県立米沢養護学校 

                                 校 長   飯 野  明
13:44
12345