今日で1月が終わり、明日から2月です。ふと周りを見ると日も長くなったなと感じます。ついこの前までは夕方4時を過ぎると辺り一面が真っ暗になっていましたが、現在は5時になってもまだ明るいと感じられるようになりました。私が毎日通勤する早朝の様子もずいぶん変わってきて、今年は雪が少ないこともあり春の訪れが近いことを感じる今日この頃です。
しかし、例年通りインフルエンザは猛威を振るっています。現在、特に置賜は患者数も県内随一で、近隣の小・中学校、高等学校などでは学級閉鎖や学年閉鎖が多いと聞いています。本校や長井校では現在流行してはいませんが、実は西置賜校ではかなり流行し、1月21日(月)~23日(水)の3日間を閉鎖にしました。現在は沈静化していますが、本校でも児童生徒や教員の家族に罹患者が出てきており、広まらないように警戒しています。皆さんも、うがい手洗いなどの予防はいつも以上に、また人ごみに行くときはマスクをするなど十分ご注意ください。
さて、2月に入ると卒業式まであっという間であり、1年間のまとめにしっかり取り組んでいくと同時に来年度のことも様々検討している段階です。皆さんからいただいた学校評価や一人一人の指導に対する真摯なご意見を参考にして、4月から新しい米養がスムーズにスタートできるよう、教職員一人一人が前向きに考えたり反省したりしながら計画していきます。毎日のお便りやお話などもいただいておりますが、ぜひ今後のために思っていらっしゃることがまだあるのであれば、忌憚なくお伝えいただければ幸いです。
また、PTAの役員の交代に関してですが、近年なかなか候補者がおらず決定まで非常に時間が掛かっています。PTAの行事についても、役員の方々が、保護者の皆さんの負担を少なくするなど考えて行っていただいておりますが、参加者は減る一方でいつも同じ方ばかりの参加であると聞いております。PTAの組織は本校の子ども達の社会参加と自立を支援するための大切なものであり、今までも会員全員で協力して進められてきました。学校、家庭、地域が一体となって取り組んでいくことが今後一層求められる社会になっていきますので、逆行することのないようご協力をお願いいたします。
卒業してからも、学校に来られたりお電話をいただいたりする保護者の方々もたくさんおられますし、それらの方々からのご意見は大変参考になります。間接的に本校を支えてくださっています。皆さんも米養のすべての子どもの育成のために、いつまでもお力をお貸しください。
平成31年1月31日
山形県立米沢養護学校
校 長 大 原 良 紀