米沢の雪は今年も半端無いです。除雪車がほぼ毎日昇降口や玄関前を除雪しますが、駐車スペースはどんどん狭くなります。今年になってから業者に依頼して排雪も2回ほど行いましたが、まだまだたっぷりと雪があり、皆様にはご迷惑をお掛けしていることと思います。安全・安心な登下校ができるように教職員一同早朝からスコップやスノーダンプ等を手に取り、雪かきや雪下ろし、そして凍った場所の雪割りと頑張ってはいるのですが・・・。
写真では、登校したばかりの高等部生徒が、雪割りを少し手伝ってくれているところです。さすがに高等部3年生の手際の良さには感心させられました。おかげで1月中旬には一度さっぱりと雪が無くなったのですが、爆弾低気圧がやってきて再びやられてしまいました。しかし、雪に負けることなくまた立ち向かっています。県教育委員会(義務教育課)のご厚意により、新しい除雪機も1台買っていただきました。排雪の方も1回に付きびっくりする位費用が掛かるのですが、こちらも毎回ご支援いただき本当にありがたいです。県庁に足を向けて寝ることはできません。
また、本校に繋がる道路も雪の壁が高くなったり幅が狭くなったりと運転の危険が増していることに対して、教職員が数名適所に張り付き誘導を行なっています。朝の忙しいときで待たされることにいらだちを感じられる方もいらっしゃると思いますが、譲り合いの精神でもうしばらくご協力を宜しくお願いいたします。
ところで、本日は来年度の児童会役員選挙及び立会演説会が体育館で行なわれました。米養の児童生徒会を今まで以上に活性化し、よりよい学校を作ろうと立候補した中学部と高等部の生徒が、自分のマニフェストを堂々と発表し投票を呼びかけました。とても頼もしい立候補した皆さんでした。しかも今回は立候補者が米養創設以来最も多いのではないか(私の記憶上で)と思われ、児童生徒会長候補に4人、中学部の副会長候補には5人もの立候補者がありました。嬉しい限りですが、当選するのはそれぞれ1名ずつですから、必ず落選してしまう候補者が出てしまいます。誰が選ばれても選ばれなかったとしても、立候補してくれた志しや勇気を今後も大切にしてまいりたいと考えています。
ちなみに、投票用紙の記載スタンドや投票箱は米沢市の選挙管理委員会から本物をお借りして行ないました。先日の出前授業が大いに役立っていました。
来年度の米養も今から楽しみです。
平成30年1月29日
山形県立米沢養護学校
校 長 大 原 良 紀