「来て 見て 知って Welcome to 米養」
今年度の「よねようまつり(11月17日)」も、大盛況のうちに幕を閉じました。ご来校いただきましたお客様は、昨年度よりも何と100人以上多い704名(保護者を含む)。昨年度もずいぶん増えたと感じましたが、今年度も2年続けて来校者数を大幅に更新しました。
写真は、11月2日(金)に高等部3年生東京方面修学旅行において、上野動物園でパンダのシャンシャン(香香)を見るために並んでいるところです。「よねようまつり」でのバザー会場の体育館や会議室の【よねようカフェ】はこれに近い行列や混み具合でした。
広報活動として、ポスターやチラシ配布の他、地域のラジオでも特集を組んでくださいました。それらが功を奏したこと(校長室だよりも少しは役に立っているかな)はもちろんですが、普段から市役所や道の駅、スーパーなどで行なっているバザーなどが好評で、再び訪れてくださったリピート客が増えていると感じています。
特に高等部は、今までの販売活動等でお客様のご意見を参考にして、新しい商品を開発したり商品の配置やディスプレイを工夫したり、体験コーナーを設けたりと大きな改善がなされていました。生徒が自信を持って商品の説明をする姿が頼もしく感じました。彼らを見て、中学部や小学部の児童生徒がさらに育ってくれるのだと非常に嬉しく思います。
また、今回は本校の卒業生がカフェ等の手伝いに来てくださったのですが、昨年度の卒業生で一般企業に就労したA君が「先生方へ感謝のために、自分の給料からお菓子を買って持って行きたい。」と事前に連絡をいただきました。もちろん丁重にご遠慮したのですが、当日100個以上も持って来ていただき、断るのも忍びなくありがたく頂戴しました。その気持ちだけで十分だったのですが、本校教員の教育・支援に間違いがないこと、いのちや学び、地域がしっかりとつながっていることを感じられた出来事でした。
他にも、ご覧いただいた方には満足していただけたと自負していますが、小学部や分教室、長井校の学習発表もとても素晴らしく、中学部や分教室、訪問教育の製品も飛ぶように売れていました。主体的に当日まで学習してきた成果を、どの学部でも精一杯発揮することができたと思っています。是非、来年度も「よねようまつり」へお越しください。(当日は、道の駅「川のみなと長井」やタスパークホテルにて、西置賜校と長井校中学部のバザーが行なわれ、そちらも大盛況だったと聞いています。同日開催が少し残念でした。)
また、この場をお借りしまして、駐車場係やバザーでの販売等にご協力いただきました保護者の皆様、福祉事業所の皆様に心から御礼申し上げます。
平成30年11月19日
山形県立米沢養護学校
校 長 大 原 良 紀