今回は、本校最大のイベント「よねようまつり」当日の様子を紹介します。
11月16日(土)、「よねようまつり」に初めて参加した私は、その想像以上の盛り上がりに大変感動しました。今年のテーマは、「来て 見て 知って Welcome to 米養」。
当日はあいにくの雨降りでしたが、それにも関わらず、たくさんのお客様が駆けつけてくださり、大いにまつりを盛り上げてくださいました。
どのコーナーも工夫を凝らしとてもきれいに飾られていました。体育館に設置した本校・分教室の中・高等部のブースでは、これまで作業学習等で製作した製品等が所狭しと並べられ、お客様にたくさん購入いただくことができたようです。中には、完売となったブースもあったようでした。販売・接客を担当した生徒たちは、自分たちが製作した製品が売れていくのがうれしくて、どの生徒もニコニコ笑顔で活動していました。きっと日ごろの学習での苦労やがんばりが報われ、これからの学習の励みになることと思います。
一方、本校と長井校の小学部は学習発表に取り組みました。発表会場となった集会室は正に「満員御礼」の状況で、遅れて会場に駆け付けた私は会場の中に入れず、入口のところから発表を参観しました。たくさんのお客様が見つめる中でも、児童たちは堂々と演じ、踊り、歌い、素晴らしい発表を見せてくれました。
また、今回の「よねようまつり」では、「見る」だけでなく「体験する」コーナーもいくつかあり、そちらもたくさんのお客様が実際に体験してくださって米養の学習を「知る」ことができたようです。石けん班の「オリジナル石けん作り体験」でも縫製班の「オリジナルガーランド作り体験」でも、たくさんのお客様がオリジナル製品作りを楽しんでおられました。会議室に設置されたコーヒー班のカフェもたくさんのお客様で賑わっていました。
ほかにも、PTAの方々や事業所の方々が出店してくださり、「よねようまつり」を更に盛り上げていただきました。
児童生徒のがんばりとたくさんの方々のご協力・ご支援のおかげで、この「よねようまつり」を成功させることができました。心より感謝申し上げます。
「よねようまつり」と同じ日に、長井校中学部と西置賜校の生徒が、道の駅「川のみなと長井」で作業製品の販売会を行いました。長井校「ハンドメイドよつば」は、トートバッグや巾着袋等の縫製製品を、西置賜校「あやめファクトリー」はお馴染みのあやめ珈琲とポーチ等の縫製製品を販売し、たくさんのお客様からご購入いただきました。コーヒーの試飲も大盛況でした。
令和元年12月23日
山形県立米沢養護学校
校 長 飯 野 明